お疲れ様です。
出会い
この子と知りあって、もう何年位たちますかねぇ。
季節は秋くらいでした。
家に居ると、外から子猫の泣き声が聞こえます。
その当時、野良猫が近所に結構おりまして、色違いの子猫が何ヵ月かおきに、チョロチョロしてました。
又、いつもの野良の子猫だろうぐらいしか思っていませんでしたね。
夕方、縁台に座りボケッとしていると子猫の声がするんですよ!
ミャァ、ミャァって。
そして、この子は私の姿を見つけると、座っている縁台に近付いてきて、顔や身体を思いっきり足に擦り付けて挙げ句の果てには、舐めてくるじゃありませんか!
かわいいですよね。
今までの、子猫は何匹かで一緒で、人になつくとかなかったんですがね。
この子は、生きるすべを知っていたのでしょう。
そして、さみしいのとお腹が減っていたのですかね?
たしかに、子猫はかわいいですが、中途半端に、餌などあげられませんよ。
一生、面倒をみるつもりでいないとですね。
情けはかけられません。
そしたらですねぇ、その日を境に同じ時間に毎日来るようになっちゃったんですよ。
人間は弱いですよね!
情が移るというか。
あなたは、さっきの子猫ちゃん?
3日か4日目位ですかねぇ。
あの日から、毎日来るのですよ。
同じ時間に。
そして、触ると舐めてくるし、身体は擦り付けて来るしで、もう可愛いしかないのですよ。
私は折れてしまいました。
餌をやってしまったのです。
この子はメスで、いつのまにか、私はチビって呼ぶようになってました。
そして、避妊手術を一番最初に考えましたね。
でも、まずは汚ないのを洗うのが先決と、頭に浮かびました。
小さい身体を抱えて風呂場にレッツゴーです。
そしたらですよぉ。
今までミャァ、ミャァって泣いていたのが、いきなりシャーって暴走モード突入です。
また、野良猫へ
何かされると思ったのでしょう。
今までの、可愛いチビはいずこへ。
バトル開始です。
今までは舐めていたのに、いきなり噛まれました。
そして今まで、優しく身体を擦り付けていたのが、鋭い爪で私を攻撃です!
洗う処ではありませんよ。
私は噛まれるし、かぎられしで手をはなすとチビは押し入れに籠城です。
そして、チビは暴走モードに入っているので凄い鳴き声で私を威嚇です。
優しく、チビちゃんって言っても全然駄目でした。
両者、にらみ合いが続きましたが、一瞬の隙をついてチビは少し開けていたサッシから、一目散に逃げていきました。
続く
本日は有り難うございました。
感謝します。